【vol.13】バイオ創薬における業界リーダー4社のPhyTipカラムのアプリケーションのご紹介

Biotage Japan ライフサイエンスブログ

Biotage本社ウェブサイトのブログコーナーに投稿されている記事の中からライフサイエンスに関する内容をピックアップし、ご紹介いたします。
ご興味のあるかたはぜひオリジナルのウェブサイトをご覧ください。

 

今回ご紹介する内容は「バイオ創薬における業界リーダー4社のPhyTipカラムのアプリケーションのご紹介」です。
Exploring the Applications of PhyTip Columns Through Many Areas in Biomolecule Drug Discovery

 

このブログでは、PhyTipカラムを使用してプロセスを自動化し、ワークフローを最適化されているお客様の事例をご紹介します。他のユーザー様がどのようにPhyTipカラムをラボに組み込んで最適化しているか知ることで、皆様のワークフロー改善のヒントになれば幸いです。

 

ご紹介する事例は以下の4つです。

1:発現タンパク質のハイスループットスクリーニング事例 Roche社
2:セルベースアッセイスクリーニングの強化 Cambridge Antibody Technology社
3:免疫沈降ワークフローの短縮  Genentech社
4:スケールダウン抗体精製プロセス開発  Merck社

A few buffer conditions were selected for screening binding affinity of a His-tagged protein on IMAC PhyTips at different pHs, NaCl concentrations and in the presence of different detergents which were added manually.
The PhyTips are able to capture and purify enough scFv from a 3 mL culture to give a full inhibition curve. The corresponding periplasmic extract only produces a part curve.

Figure 3. The PhyTips are able to capture and purify enough scFv from a 3 mL culture to give a full inhibition curve. The corresponding periplasmic extract only produces a part curve.

manual vs automated
scaled down and large scale

Figure 9. Multiple quality attributes were tested with both the scaled down product as well as product from large scale columns. In this case, PhyTip columns were run on both the Biotage liquid handler, the MEA, as well as on the Tecan for higher throughput. Both processes yielded comparable results in quality.

抗体医薬の治療的使用は増加し続けているため、創薬および開発プロセスの多くの分野でハイスループット抗体精製のニーズが急激に高まってきています。

バイオマーカー探索研究、ハイスループットスクリーニング、またはスケールダウンプロセス開発のいずれであっても、自動化された小スケール精製であれば、より多くの研究が可能になり、ワークフローが短縮され、結果が標準化されます。

PhyTip カラムは、小スケールのタンパク質、抗体精製を自動化するための非常に効率的かつ柔軟な手段を提供します。

これらのデータに興味を持っていただけましたらぜひ原文をご覧ください。

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