Isolera GO(グラジエント最適化機能)

Novel Isolera Gradient Optimization Feature Reduces
Solvent Consumption, Waste, and Operating Costs

ISOLERA GO はランニングコスト低減に大きく貢献します!

Introduction

合成研究室における一番のコスト要因は有機溶媒であり、特にシリカゲルカラムを利用した化合物精製に大量に消費されます。カラム精製において、より高純度の化合物を得るためにピーク間を離すようグラジエント設定を行いますが、この間に溶媒を大量に消費することになります(図.1参照)。

リニアグラジエントにおいてピーク間で過剰な溶媒が消費されています。

図1.リニアグラジエントにおいてピーク間で過剰な溶媒が消費されています。Isolera Gradient Optimizaion (GO)を活用することで研究室のコスト削減に貢献します。

 

バイオタージはこの課題を解決するため、フラッシュ自動精製システム Isolera においてGO(Gradient Optimizaion)を開発しました。この機能により、溶媒消費量は最大約60%まで削減でき、年間溶媒コスト(購入と廃棄に関わる費用)を大幅に削減できます!

How GO works

GO は、リニアグラジエント精製の結果から、目的のピークに合せてステップグラジエントへ変換する機能です。ただし、目的とするピークの最適化であり、過去のクロマトを再現するものではありません。選択したピーク以外は分離が悪くなりますが、目的のピークの分離向上を達成しながら削減削減とスピードアップが期待できます。

まず、Isolera を用いて比較的小さなカートリッジ(例:50g SNAPカートリッジ)でリニアグラジエントを利用した精製を行います。次に同一化合物のスケールアップ精製を行う際、先のデータを呼び出したあとに “最適化” ボタンを選択し、クロマトデータから目的のピークを選択すると、最適化されたステップグラジエントのメソッドが作成されます。新しいカートリッジとコレクションラックを選択してください。新たに作成されたステップグラジエントのメソッドは、新しく選択されたカートリッジに自動的に適用され、精製スタートの準備が整います。

Isolera GO
Isolera GO

図2.(クロマトA): SNAP 50g カートリッジを用いたリニアグラジエント精製 (13CVで溶媒を 858mL 消費)。次に1500g カートリッジにスケールアップする場合、リニアグラジエントでは 25.7 L の溶媒を消費することになりますが、GO 機能を利用しステップグラジエントで精製することで、溶媒消費量は9.9Lに抑えられます(クロマトB、ピーク2で最適化)