FLASH Scale-up

FLASH 精製のスケールアップ

FLASH 精製のスケールアップは溶媒の均等な線速度とサイズや容量の異なるカートリッジへのサンプルロードの関連性をもとにしています。

スモールスケールでの FLASH 精製は、カートリッジの違いを考慮したスケールアップ因子を用いて簡単に大きなカートリッジ用に拡大できます。（表5）

精製を行うためのスケールアップを成功させるには、左の列において正しい FLASH カラムを選択する必要があります。

スケールアップさせるサンプルサイズに合ったスケールアップ因子の番号を左の列からみていけば、適切な FLASH カートリッジを確認できます。

一例として、FLASH25+™ S で 1g の精製サイズを 30g に拡大する場合、この表に従うと必要なカートリッジは FLASH75™ L と選出されます。

表5. FLASHクロマトグラフィースケールアップ表

Scale TO
	12 +S	12 +M	25 +S	25 +M	40 +S	40 +M	65i	75 S	75 M	75 L	150 M	150 L	400 M	400 L
12 +™S	1	2	4	9	11	22	78	47	78	156	625	1250	4444	8889
12 +M		1	2	4	6	11	39	23	39	78	313	625	2222	4444
25 +™S			1	2	3	5	18	11	18	36	144	288	1024	2048
25 +M				1	1	3	9	5	9	18	72	144	512	1024
40 +™S					1	2	7	4	7	14	56	113	400	800
40 +M						1	4	2	4	7	28	56	200	400
65 i™							1	1	1	2	8	16	57	114
75 ™S								1	2	3	1	27	95	190
75 M									1	2	8	16	57	114
75 L										1	4	8	28	57
150 ™M											1	2	7	14
150 L												1	4	7
400 ™M													1	2
400 L														1