Biotage SNAP KP-NH Cartridges
☆アミン化合物の精製☆塩素含有溶媒からの脱却
☆NH TLC プレート
ジクロロメタンを使用しない有機アミンの”グリーン精製”SNAP KP-NH カートリッジにはアミン修飾のシリカゲルがパッキングされています。シラノール基をアミノで修飾することで、塩基性化合物とのイオン結合作用を減少させます。これにより、有機アミンを酸性のシラノールから保護することで、選択性・ピークの急峻性・純度または収率などを改善します(Fig.1)。従来のシリカゲルで塩基性化合物を精製する場合と異なり、KP-NHは塩素を含む溶媒の使用やアミンの添加が不要です。
SNAP KP-NH フラッシュカートリッジと相関のあるTLCとで、塩素を含まない溶媒を用いて2級、3級および複素環式のアミン精製が可能です。KP-NH TLCプレートを用いたメソッド開発により、簡単で適切にKP-NHカートリッジを用いたフラッシュ精製へと移行できます。
KP-NH TLCプレート
シリカゲルカラムとNHカラムとの分離能比較塩基性化合物を通常のシリカゲルで分取する場合には、何らかのアミンでシリカゲルの表面処理を行うと比較的好ましい結果が得られます。今回の場合、2Mのアンモニアをバッファとして4%メタノールのジクロロメタン溶液をグラディエントを利用しました。結果は、Rf 0.11、0.56、0.97 と比較的離れたRf値を示す化合物でさえ、その分取は困難、且つ化合物の溶出順序の逆転現象(TLCとの相違)が確認されています(クロマトB)。一方、KP-NHを利用した場合には、移動相にはヘキサン/酢酸エチルというカラム精製で汎用性の高い溶媒を用い、それぞれの化合物を程良く分離することに成功しています(クロマトA)。尚、カラムからの化合物溶出順序は、KP-NH TLC で確認したRf値の順序と確実に相関が取れていました。
TLC条件
Rf値
化合物 KP-NH KP-Sil 1. フェニルベンジルアミン 0.73 0.97 2. プロメタジン 0.49 0.08 3. 4-ジメチルアミノアンチピリン 0.18 0.11 4. ニフェジピン 0.09 0.56
精製条件
2Mアンモニア入2%メタノール
/ジクロロメタン
Fig.1 KP-NHとシリカゲルを用いた有機アミン化合物精製比較クロマトA:SNAP KP-NH 10g 、サンプル量 240mg、ヘキサン/酢酸エチル溶媒でのグラディエント。
クロマトB:SNAP KP-Sil 10g、サンプル量 120mg、アンモニア処理を施したジクロロメタン/メタノールでのグラディエント分取。
製品番号
–
25
11
10
55
110
375
1
20
37
6